CodeArc FE 学習アドベンチャー

基礎理論 / 解法

第7話 変換ミス修正室

アドレス札の通路を抜けると、ナナたちは小さな部屋に入った。中央には透明な検算ゲートが立っている。ゲートの上には、壊れた解答ログが浮かんでいた。 Bitが部屋の説明を読み上げる。 「ここは変換ミス修正室です。正解を選ぶだけでは通れません。なぜ他が違うかを説明する必要があります」 ナナは少し面倒そうに…

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会話

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Recap

ここまでの3行

  1. 第4話 8ビット倉庫 加算装置の火花が収まったころ、街の東側にある記憶倉庫から緊急信号が届いた。 倉庫の扉には、赤い文字が走っている。 ナナたちが駆けつけると、倉庫の中には小さな箱が無数に並んでいた。箱の一つ一つ…
  2. 第5話 16進メモリの宝石箱 ビット倉庫の奥に開いた通路は、まるで宝石箱の中のようだった。壁には小さな札が並び、そこには0と1だけでなく、A、B、C、D、E、Fの文字が刻まれていた。 ナナは足を止めた。 「これ、数字なの…
  3. 第6話 アドレス札を読み間違えるな 16進メモリの宝石箱を抜けると、細い通路の壁に無数の札が並んでいた。 ナナは札を見て、少し顔をしかめた。 「全部10に見えるんだけど……同じ場所?」 アイリは首を振った。 「同じに見える…

図解

検算ゲート

文脈
目標: 46 ┌───────┬──────────────┬──────┬────────────┐ │ 候補 │ 重みの合計 │ 値 │ 判定 │ ├───────┼──────────…
読む順
検算ゲート → 誤答分類表 → 目標: 46 → │ 候補 │ 重みの合計 │ 値 │ 判定 │
照合
答えは イ。図の最後の状態と照合します。

学習テーマAnalysis Theme

この話では、誤答選択肢の消し方を学びます。FEの四択問題では、誤答がランダムに作られているとは限りません。よくあるミスが選択肢になっています。

基礎理論 / 解法

アドレス札の通路を抜けると、ナナたちは小さな部屋に入った。中央には透明な検算ゲートが立っている。ゲートの上には、壊れた解答ログが浮かんでいた。 Bitが部屋の説明を読み上げる。 「ここは変換ミス修正室です。正解を選ぶだけでは通れません。なぜ他が違うかを説明する必要があります」 ナナは少し面倒そうに…

学習導入 解き方の手順 解法手順 基礎理論

解説動画Lesson Feed

Chapter 1 Episode 7 lesson explainer
Scene Board 検算ゲート アドレス札の通路を抜けると、ナナたちは小さな部屋に入った。中央には透明な検算ゲートが立っている。ゲートの上には、壊れた解答ログが浮かんでいた。 Bitが部屋の説明を読み上げる。 「ここは変換…
検算ゲート 誤答分類表 目標: 46 │ 候補 │ 重みの合計 │ 値 │ 判定 │ │101101│32+8+4+1 │45 │1不足 │ │101110│32+8+4+2 │46 │正解 │

Bit / 警戒

ここは変換ミス修正室です。正解を選ぶだけでは通れません。なぜ他が違うかを説明する必要があります

ナレーター

検算ゲート

修正室のゲートは、正解だけでは開かない。なぜ他の選択肢が違うかまで説明を求める。

ナナ / 困惑

正解が分かればいいんじゃないの?

アイリ / 決意

過去問で安定して点を取るには、それじゃ弱い。選択肢は、よくあるミスで作られている。ミスの形を読めば、初見問題でも消せる

アイリ / 警戒

アとウは、最後の1bitを間違えた候補。エは16の桁を誤ってONにした候補だね

ナレーター

誤答の形

選択肢はランダムではない。最後の1bit、桁の向き、余分な重みなど、よくあるミスで作られる。

ナナ / 決意

選択肢って、ランダムじゃないんだ

ナナ / 決意

そう。作問者は、受験者のミスを知っている

ナナ / 警戒

違う。理由が言えないと、次の問題でまた間違える

Bit / 発見

これで、ただの変換ではなく、検算による選択肢消去ができるようになりました

ナレーター

消去の力

検算して誤答理由を言えると、初見問題でも選択肢を安全に消せる。

目標

この話でできるようになること

1選択肢を検算できる

2誤答理由を説明できる

3基数変換問題で候補を検算できる

4誤答選択肢のズレを説明できる

51bit違いの危険性を理解できる

6選択肢を根拠付きで消去できる

場面ログ 会話で進んだ場面を確認する
場面 1

アドレス札の通路を抜けると、ナナたちは小さな部屋に入った。中央には透明な検算ゲート…

アドレス札の通路を抜けると、ナナたちは小さな部屋に入った。中央には透明な検算ゲートが立っている。ゲートの上には、壊れた解答ログが浮かんでいた。

10進数 46 を2進数に変換せよ。
解答候補:
ア 101101
イ 101110
ウ 101111
エ 111010

Bitが部屋の説明を読み上げる。

「ここは変換ミス修正室です。正解を選ぶだけでは通れません。なぜ他が違うかを説明する必要があります」

ナナは少し面倒そうにした。

「正解が分かればいいんじゃないの?」

アイリが首を振った。

「過去問で安定して点を取るには、それじゃ弱い。選択肢は、よくあるミスで作られている。ミスの形を読めば、初見問題でも消せる」

ナナは46を重みで分解した。

32 16 8 4 2 1

46には32が入る。残り14。 16は入らない。 8は入る。残り6。 4は入る。残り2。 2は入る。残り0。 1は入らない。

32 16 8 4 2 1
 1  0 1 1 1 0

答えは、

101110₂

つまりイ。 ゲートはまだ開かない。

他の選択肢がなぜ違うか説明せよ。

ナナは候補を一つずつ10進数へ戻した。

ア 101101 = 32 + 8 + 4 + 1 = 45
イ 101110 = 32 + 8 + 4 + 2 = 46
ウ 101111 = 32 + 8 + 4 + 2 + 1 = 47
エ 111010 = 32 + 16 + 8 + 2 = 58

アイリが言う。

「アとウは、最後の1bitを間違えた候補。エは16の桁を誤ってONにした候補だね」

ナナは目を細めた。

「選択肢って、ランダムじゃないんだ」

「そう。作問者は、受験者のミスを知っている」

黒いノイズがゲートの裏で揺れた。

> 正解だけを選べばいい。理由など不要だ。

ナナは今度は迷わなかった。

「違う。理由が言えないと、次の問題でまた間違える」

ゲートに青い線が走る。

正解だけでなく、誤答の理由を説明できました。

扉が開いた。

Bitは嬉しそうに跳ねた。

「これで、ただの変換ではなく、検算による選択肢消去ができるようになりました」

ナナはノートに書く。

正解を出す。
候補を戻す。
誤答の理由を言う。

この部屋で学んだのは、数字の変換だけではなかった。 試験で失点しないための、冷静な確認の型だった。

本文ここは変換ミス修正室です。正解を選ぶだけでは通れません。なぜ他が違うかを説明する必要があります

本文正解が分かればいいんじゃないの?

本文過去問で安定して点を取るには、それじゃ弱い。選択肢は、よくあるミスで作られている。ミスの形を読めば、初見問題でも消せる

Narrator

検算ゲート

修正室のゲートは、正解だけでは開かない。なぜ他の選択肢が違うかまで説明を求める。

Narrator

誤答の形

選択肢はランダムではない。最後の1bit、桁の向き、余分な重みなど、よくあるミスで作られる。

Narrator

消去の力

検算して誤答理由を言えると、初見問題でも選択肢を安全に消せる。

解法の要点

本当に必要な手順、例題、誤答の直し方だけ確認する

導入

学習導入

この話では、誤答選択肢の消し方を学びます。FEの四択問題では、誤答がランダムに作られているとは限りません。よくあるミスが選択肢になっています。

解法

解き方の手順

正解を出すだけでは不十分です。候補が似ている場合、検算で候補を戻す必要があります。

101101 = 45
101110 = 46
101111 = 47

このように戻すと、目標値と一致するものが明確になります。さらに誤答理由を言語化すると、次に同じミスを防げます。

手順

解法手順

  • まず自力で正解候補を作る
  • 選択肢を1つずつ10進数に戻す
  • 目標値と一致するものを選ぶ
  • 一致しない候補は、どの桁が違うか確認する
  • 自分が同じミスをしていないか確認する
  • 最後に答えをもう一度逆変換する
例題

例題

問題

10進数 46 を2進数で表したものはどれか。

選択肢
101101
101110
101111
111010

解説

46 = 32 + 8 + 4 + 2

32 16 8 4 2 1
 1  0 1 1 1 0

したがって 101110₂

答え

検算

101110₂ = 32 + 8 + 4 + 2 = 46

なぜ他の選択肢が違うか

選択肢10進数誤答理由
ア 101101452の桁ではなく1の桁を使っている
イ 10111046正しい
ウ 101111471の桁を余分に足している
エ 1110105816の桁を余分に足している

答え: イ

修復

誤答パターン

  • 正解候補だけ見て終わる
  • 他の候補も戻す。
  • 1bit違いを軽視する
  • 上位桁が違えば差は大きい。
  • 候補を10進数に戻さない
  • 四択は検算で消す。
Exam

過去問接続

科目Aで効きます。基数変換問題では、正解候補に近い誤答が混ざりやすいです。 「自分で変換する → 候補を戻す → 値が一致しないものを消す → 桁ミスを説明する」が基本です。

図で確認

試験中に自分で再現できる形へ落とし込む

図解

検算ゲート

目標: 46

┌───────┬──────────────┬──────┬────────────┐
│ 候補  │ 重みの合計     │ 値   │ 判定       │
├───────┼──────────────┼──────┼────────────┤
│101101│32+8+4+1       │45    │1不足       │
│101110│32+8+4+2       │46    │正解        │
│101111│32+8+4+2+1     │47    │1超過       │
│111010│32+16+8+2      │58    │16桁ミス    │
└───────┴──────────────┴──────┴────────────┘

UIでは候補カードをタップすると重み展開、値、誤答理由を表示する。

検算ゲート 誤答分類表 目標: 46 │ 候補 │ 重みの合計 │ 値 │ 判定 │ │101101│32+8+4+1 │45 │1不足 │ │101110│32+8+4+2 │46 │正解 │
例題の答え

手を動かす

読み終える前に、短い演習で理解を固定する

演習 1

進数22を2進数にせよ。

  1. 問題文の条件を写す
  2. 図・表・重み・真理値のどれで読むか決める
  3. 答えを戻して検算する
演習 2

の候補 `10110`, `10111`, `10010` を10進数に戻して比較せよ。

  1. 問題文の条件を写す
  2. 図・表・重み・真理値のどれで読むか決める
  3. 答えを戻して検算する
演習 3

進数31を2進数にせよ。

  1. 問題文の条件を写す
  2. 図・表・重み・真理値のどれで読むか決める
  3. 答えを戻して検算する
演習 4

`11110₂` は31の正解候補として正しいか。

  1. 問題文の条件を写す
  2. 図・表・重み・真理値のどれで読むか決める
  3. 答えを戻して検算する

旅のメモ

次に残すメモ

1基数変換問題で候補を検算できる

2誤答選択肢のズレを説明できる

31bit違いの危険性を理解できる

科目Aで効きます。基数変換問題では、正解候補に近い誤答が混ざりやすいです。 「自分で変換する → 候補を戻す → 値が一致しないものを消す → 桁ミスを説明する」が基本です。

確認

この話で持ち帰ること

1基数変換問題で候補を検算できる

2誤答選択肢のズレを説明できる

31bit違いの危険性を理解できる

4選択肢を根拠付きで消去できる